当院の紹介
“Blair clinic”は、名古屋で初となるアインプロス®を用いた補助的療法を行っています。アインプロス®製造元であるシンクレア銀座クリニックの確かな技術力と実績をもとに、患者様に安心してリラックスしていただける上質なラグジュアリー空間で最先端の再生医療をお届けします。
アクセス
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医療法人萌木会 Blair clinic ブレアクリニック
名古屋市中区丸の内3丁目22−8 HP-SQUARE MARUNOUCHI 6F
Tel 052-228-8319
名城線[久屋大通]駅 1番出口より徒歩約4分
名城線・東山線[栄]駅 2番出口より徒歩約15分
診療時間
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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11:00〜19:30 | - | ● | - | ● | ● | - | - |
施術内容によって最終受付が異なります。詳しくはお問い合わせください。
医療法人萌木会 Blair clinic 院長 河邊 由憲
アインプロス®︎とは/再生医療/幹細胞
- アインプロス®︎(内因性生体微粒子製剤)とは
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アインプロス®︎は、内因性生体微粒子等の2,000種類以上とも言われている生理活性物質を含み、それらの成分が細胞に働きかけることにより、組織の再生を促すなど、その効果への期待が高まってきています。
- 再生医療とは
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再生医療とは、自分の細胞や組織を利用して、病気や事故、老化により悪化した機能の回復を目指す医療のことです。
切断されても再び生えてくるトカゲの尻尾のようなイメージが分かりやすいと思います。トカゲの尻尾が切断されても再生されるのは、トカゲ自身が持つ“幹細胞”の働きによるもので、この“幹細胞”は人間の体内にも存在し、私達にも、もともと『再生する力』が備わっています。この『自身の再生力』を用いた治療が再生医療になります。
- 幹細胞とは
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幹細胞とは、新たな命が誕生し、人の身体を形成する上で、臓器や血液など様々なものに変化する元の細胞で、発生における細胞系譜の幹になることから「幹細胞」と名付けられています。
この幹細胞は年齢と共に身体の中から減少するものの、誰もが自身の身体に備えている細胞です。
アインプロス®が持つ6つの特徴
- 幹細胞を呼び覚ます
- 体内に備わる幹細胞本来の機能を呼び覚まし、周辺の幹細胞を増殖させ、必要な細胞に分化させる効果が期待されています。
- 炎症を抑える働き
- 組織や臓器が破壊された際に起こる症状、炎症による強烈な痛みや動作障害など、あらゆる炎症を抑える事が期待できます。
- 代謝改善
- 血管や血液など体内の悪玉タンパク質を分解する事が考えられ、糖尿病などの糖代謝改善、脂質異常症の改善が期待できます。
- 血管を再生する
- 血管再生を通じて、組織や臓器に必要不可欠な酸素や栄養素が供給されるため、体全体の再生が期待できます。
- 免疫機能の改善
- 免疫細胞の活性化や抑制など免疫機能のバランスを保つ働きが期待されています。
- 脳の活性化
- 細胞間の情報伝達を向上させるため、認知機能低下の抑制など脳の活性化が期待できます。
改善が見込める症例一覧
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全身症状
全身症状
- 頭痛
- 頭重感
- 倦怠感
- めまい・ふらつき
- 睡眠障害(不眠・寝汗・中途覚醒)
- 慢性疼痛
- リウマチ性疾患
- 創傷治癒の促進
- 術後後遺症の改善
- 免疫低下
- むくみ
- 二日酔い
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泌尿器科症状
泌尿器科症状
- 頻尿
- 尿漏れ
- 勃起不全(ED)
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骨・筋肉・関節症状
骨・筋肉・関節症状
- 関節痛
- 腰痛(ヘルニア・ぎっくり腰)
- 全身のハリ(特に背中)
- 肩こり
- 五十肩
- 骨折
- 肉離れ
- 痛風
- 指の関節痛
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血管症状
血管症状
- 不整脈
- 動脈硬化
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 末梢循環障害
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神経症状
神経症状
- 神経痛
- しびれ
- 認知
- 運動麻痺
- 感覚異
- 糖尿病性神経障害
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呼吸器症状
呼吸器症状
- 肺炎
- 喘息
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肝・膵に起因する症状
肝・膵に起因する症状
- 高血糖
- 脂質異常症
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婦人科症状
婦人科症状
- 不妊
- 更年期障害
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眼科症状
眼科症状
- 近視
- 飛蚊症
- 眼精疲労
- 視力低下
- 糖尿病性網膜症
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皮膚症状
皮膚症状
- 肌荒れ
- かぶれ
- 火傷あと
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歯科症状
歯科症状
- 歯周病・歯肉炎
- 歯周ポケット
- 歯茎のゆるみ
- 歯茎からの出血
細胞培養加工施設
製造元であるシンクレア銀座クリニックは、徹底した安全管理と品質管理のもと、20年間、約10万件の培養を無事故で行ってきた独自の細胞培養加工施設でアインプロス®︎を製造しています。
※当該細胞培養加工施設は、2001年10月に株式会社メディネット(マザーズ上場会社)により、当時は日本最大規模となる細胞培養加工施設として新設される[施設基準]GMP基準CPF、グレードA(ISO5)、406㎡※名義変更に伴い再申請準備 [培養実績]20年間で約10万件の培養を無事故で実施。
アインプロス®は、第三者機関による創薬レベルでの確かな安全性試験をクリアし、徹底した品質管理を行っています。
- 1
- アインプロス®の物質自体への毒性が無いことを確認する。
- 2
- 動物を用いた安全性試験を実施し、生体に対しての安全性及び影響を確認する。
- 3
- 4種の試験を実施し、徹底した品質管理を行う。(ヒトウイルス試験・マイコプラズマ否定試験・無菌試験・エンドトキシン試験)
- 4
- 製造物賠償責任保険(PL保険)に医薬品として加入している品質。(薬事承認されていても、当該保険へ加入できない薬剤も複数存在する)
- 5
- シンクレア銀座クリニック*での実臨床、のべ2,000投与以上の実績において、副作用が無い事を証明する。
予約時のご案内
- 現在、がん治療中、妊娠中、18歳未満の方は治療をお受けいただけません。
- がん治療後半年以内の方は、ご相談ください。
- 点滴前のお食事や水分に関する摂取や中止の制限はございません。
- 他院様より処方されているお薬は通常通り服用してください。
- インスリンは通常通り投与してください。
- 来院されてから帰院までのお時間は、初診時:約2時間、再診時:約45分~1時間30分の予定です。
- ご予約のお時間より15分以上過ぎてからご来院された場合は、次の方のご予約の都合上、治療をお受けできないことがございますのでご注意ください。
- 点滴終了後の激しいスポーツや、飲酒はお控えください。
- 献血時に実施される安全性試験と同様の試験を実施し、安全である事を確認してますが、アインプロス®点滴後の献血は不可としてます。
- 身分証(毎回ご持参ください)
- 情報提供書もしくは診療状況のわかるもの
- お薬手帳もしくは内服されているお薬
メニュープラン
アインプロス®を用いた補助的療法(点滴投与・静脈注射) 注釈:下記価格に、初診料・再診料は含まれています。ご相談のみで、下記治療を受けない場合は、初診料:¥15,000(税別)[2度目のご相談の場合:再診料¥5,000(税別)] +相談料15分毎:¥3,000(税別)が掛かります。
投与量/投与回数 | 1 回 | 3 回(治療期間1年) | 6 回(治療期間2年) |
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基本プラン 30mL |
¥450,000(税別)[¥495,000(税込)] | ¥1,215,000(税別)[¥1,336,500(税込)] | ¥2,250,000(税別)[¥2,475,000(税込)] |
10mL | ¥205,000(税別)[¥225,500(税込)] | ||
90mL | ご相談ください | ||
60mL |
ご予約のキャンセル、変更(ご予約内容の変更含む)をご希望の場合は、前日までにご連絡をお願いいたします。(公式LINE、メール:info@blair-clinic.com、TEL:052-228-8319)
返信対応日時:火曜・木曜・金曜11 :00~19 :30
/休診日:月曜・水曜・土曜・日曜( 長期休暇を除く)
キャンセル期限が過ぎた場合、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
30分以上の遅刻 | 施術代金の50% |
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当日キャンセル | 施術代金の50% |
無断キャンセル | 施術代金の100% |
コース契約の方 | 上記内容 または コース1 回分消化 |
※遅刻された場合、お時間によっては施術をお受けできないことがございますのでご注意ください。
※キャンセル料、遅刻料をお支払いただけない場合、ご予約を取られていても施術はできません。
無断キャンセル及び、度重なる遅刻やキャンセルがある場合、当院のご利用をお断させていただきます。
※悪天候により交通機関がストップした場合や、こちらの都合でご日程を調整させていただく場合はキャンセル料は発生いたしません。
※道路混雑、電車遅延、駐車スペース、エレベーター混雑等の理由は考慮いたしかねますので、お時間に余裕を持ってお越しくださいませ。
アインプロス®に含まれる
生理活性タンパク質“成長因子”
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EGF
上皮増殖因子多様な細胞に働きかけ、細胞の成長、増殖の調整、修復に関与し、新しい細胞の生成を促進するアミノ酸から形成される成長因子。
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VEGF
血管内皮増殖因子血管新生に重要な役割を果たす成長因子で、細胞の分裂や分化などを誘導し、その結果、既存の血管から枝分かれした新たな血管が形成される。
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TGF-β
トランスフォーミング
増殖因子細胞増殖、成長、分化や運動性を調節し、細胞組織の再構築、創傷治癒、炎症、免疫などにも重要な役割を果たす成長因子。
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IGF
インシュリン
増殖因子細胞増殖・分化促進、タンパク質同化など多岐にわたり作用し、思春期に多く分泌される成長ホルモンによって生成される成長因子。
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HGF
肝細胞増殖因子タンパク質の合成と貯蔵、炭水化物の変換、コレステロール、抗生物質の解毒、変性、排出に関与する肝細胞の増殖を促進する成長因子。
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KGF
ケラチノサイト
増殖因子分裂促進因子で血管新生及び創傷治癒の作用があり、髪の毛や皮膚が形成される際に必要なケラチンの生成をアシストする成長因子。
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PDGF
血小板由来増殖因子上皮細胞や内皮細胞など様々な細胞によって産生され、間葉系細胞の遊走および増殖などの調節に関与する成長因子で、損傷組織の増殖再生を促進。
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TIMP
MMP阻害因子MMPによる組織コラーゲンやエラスチンの分解を抑制し、繊維化が生じる事を防ぐ。 ※MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)とは、コラーゲンやプロテオグリカン、エラスチンなどの細胞間にあるタンパク質を分解する酵素の一種で、異常発現すると癌や炎症、多発性硬化症や歯周病など様々な疾患の発生に関与すると言われています。
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FGF
線維芽細胞
増殖因子血管新生、創傷治癒に関係する成長因子の一種で、広範囲な細胞や組織の増殖や分化の過程において重要な役割を果たす。
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IL-7
インターロイキン7生理活性物質の一つで、細胞増殖を促進し、生存、増殖、および成熟に重要な調節因子。
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GM-CSF
顆粒球単球コロニー
刺激因子細胞の生存および活性化を促進し、多能性造血幹細胞に分化を促す造血成長因子、免疫調節因子として機能する成長因子。
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EPO
エリスロポエチン赤血球の産生を促進する造血因子の一つで、主に腎臓で産生される成長因子。
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TSG-6
抗炎症液性因子炎症を抑えるほか、動脈硬化に対する治療薬として着目されている成長因子。
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TPO
造血因子血小板の前駆細胞の増殖および分化に関与する造血因子で、造血系細胞の産生に重要な因子であると考えられている。
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BDNF
脳由来神経栄養因子脳細胞の増加には不可欠な神経栄養因子の一つで、認知症や精神疾患においては発現が低下すると考えられている。
治療の流れ
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1|診察
医師の問診による患者様の容態の確認、アインプロス®︎を用いた補助的療法に関する説明を行い、ご同意をいただきます。
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2|バイタルサイン測定
血圧、体温、脈拍、SPO2の測定、現在お困りの症状の確認を行います。
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3|アインプロス®︎点滴
採血後、静脈点滴により、オリジナル開発したアインプロス®︎を投与します。(投与時間:30分程度)
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4|血糖値測定
点滴終了後、低血糖症状が生じる可能性があるため、30分間休憩していただきます。30分後に指先から血糖値を測定し、終了となります。
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5|後日アフターフォロー
後日、看護師よりLINEにて体調確認のご連絡をいたします。
医師紹介
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院長
【学歴・職歴】河邊 由憲 - 1983年 岐阜大学医学部 卒業
- 1983年 医療法人 愛生会 総合上飯田第一病院
- 1984年 名古屋大学医学部 第二内科 研究生
- 1985年 名古屋大学医学部 第二内科 研究生、医員
- 1988年 医療法人 愛生会 総合上飯田第一病院 消化器医長
- 1990年 同 消化器部長
- 2001年 同法人 ターミナル内科クリニック 院長
- 2007年 医療法人 衆済会 増子記念病院 消化器部長
- 2013年 医療法人 名古屋徳洲会総合病院 内科部長
- 2018年 社会医療法人 志聖会 総合犬山中央病院 内科部長
- 2022年 医療法人 誠仁会 Anri Clinic 院長
医学博士
日本消化器内視鏡学会 認定専門医、指導医
日本内科学会認定専門医
日本医師会 認定産業医
愛知県難病指定医
アインプロス®関連論文
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間葉系幹細胞培養上清液による炎症性関節炎の重症度及び免疫反応の低下
アインプロス®関連論文
間葉系幹細胞培養上清液による炎症性関節炎の重症度及び免疫反応の低下 Alasdair G. Kay, Grace Long, George Tyler, Andrei Stefan, Stephen J. Broadfoot, Anna M. Piccinini, Jim Middleton & Oksana Kehoe. (2017).本論文はイギリスの研究者によって執筆され、「抗原誘発性関節炎モデルマウスにおいて細胞治療に代わる間葉系幹細胞培養上清液の治療可能性を評価し、疾患重症度および軟骨損失を病理組織学的分析とアグリカン・ネオエピトープの免疫染色によって評価し、健康なマウスにおける活性化/ナイーブCD4+T細胞によって細胞増殖を評価した」ものとされている。
モデルマウスに対して幹細胞培養上清液の関節内注射を行い、「本治療はアグリカン切断を抑制し、Treg機能を増強し、Treg:Th17比を調整することにより、軟骨損傷を減らし免疫反応を抑制した。幹細胞培養上清液は炎症性関節炎に対して有効な無細胞治療を提供する可能性がある」と結論付けられている。 (専門家による日本語訳及び要約) -
ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液による糖尿病マウスの多発性神経炎および足潰瘍の改善効果
アインプロス®関連論文
ヒト脂肪由来間葉系幹細胞培養上清液による糖尿病マウスの多発性神経炎および足潰瘍の改善効果 Cristian De Gregorio, David Contador, Diego Díaz, Constanza Cárcamo, Daniela Santapau, Lorena Lobos-Gonzalez, …Fernando Ezquer. (2020).本論文は南米諸国の研究者によって執筆され、「間葉系幹細胞は抗酸化作用・神経保護・血管新生・免疫調節に関与する幅広い因子(培養上清液として知られる)を分泌し、これらは全て糖尿病患者の末梢神経で減少している。(中略)幹細胞由来の培養上清液の全身投与によって、Ⅱ型糖尿病モデルマウスにおける糖尿病性多発神経炎が回復し足潰瘍の形成が予防されると仮定する」としている。
培養上清液の静脈内投与を行い、「本治療は、糖尿病性多発神経炎の初期進行を反転し、足潰瘍形成による下肢切断のリスクを回避し、創傷治癒の過程を加速させる革新的な無細胞治療アプローチとなり得ることが示された」と結論付けられている。 (専門家による日本語訳及び要約) -
間葉系幹細胞による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する代替治療法:現在のエビデンスと今後の展望
アインプロス®関連論文
間葉系幹細胞による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する代替治療法:現在のエビデンスと今後の展望 Silvia Fernández-Francos, Noemi Eiro, Natalia González-Galiano & Francisco J. Vizoso. (2021).本論文はスペインの研究者によって執筆され、「初期臨床試験にて間葉系幹細胞による急性肺障害やARDSに対する有用性が示され、間葉系幹細胞を用いた治療法は、抗菌・抗炎症・再生・血管新生・抗線維化・抗酸化・抗アポトーシスの各作用を示し、ARDSに関する生理病理メカニズムを阻止しうる。さらに幹細胞の分泌物(とくにエクソソーム)は、肺損傷における幹細胞の治療効果を再現しうる」とされている。
つまり、本論文は呼吸器疾患に対して幹細胞およびその派生治療の臨床試験について紹介するものであり、「培養上清液やエクソソームの使用によって幹細胞投与に伴う安全性の懸念が回避され、また異なる製剤形態にて投与されうる」と結論付けられている。 (専門家による日本語訳及び要約)